11/21/2009
◎編み物はわたしの生きがい
教室に笑い声を響かせ、仲間と編み物を楽しむ全盲の加藤節子さん(75)=桑名市江場。点字メモをたよりに、指先で編み目を確かめると、2本の編み棒をリズミカルに動かします。
病気で視力を失いながらも家事、子育て、鍼灸の仕事を続けてきました。「大変な思いもたくさんしたけどね」と山ほどあった苦労を口にしません。
毛糸を手にする機会があり、編み棒を握ってみると「編めた」。小さいころから慣れ親しんだ編み物との再会でした。外出を怖れていたものの、15年ほど前、思い切って桑名市社会福祉協議会の講座、サークルへ通いました。
講師から、編み目の減らし方や柄編みの位置などを聞き取り、忘れないように点字で書き止めておきます。編み物に集中したあとは、仲間と会話を弾ませ、デザインや毛糸の情報交換などで交流を深めてきました。
年2着ほどのペースで仕上げるのセーターやカーディガンは、自身で着用して楽しむほか、親しい人へ贈ったり、作品展へ出品したり。編み物仲間がファッションショー形式で作品を発表する「くわコレ」では積極的にモデル役も務めます。
笑顔を絶やすことなく「編み物はわたしの生きがい。いつまでも続けていきたいです」。細く長い指が、リズムよく編み棒を操ります。
【仲間と編み物を楽しむ加藤さん】
◎爽やかさん
長野 友香さん(20)
短大生
全国硬筆コンクールで、最高賞の文部科学大臣賞を受賞しました。3万2872点の応募の中から選ばれるという快挙です。
「学生最後の年、賞を取ることより美しい文字を書きたかった」。課題文の冒頭「やまと」の「や」が苦手で、何度も繰り返す日が続いたと言います。
中学3年のとき、高円宮杯日本武道館書写書道大展覧会で内閣総理大臣賞を受賞するなど、毛筆部門でも好成績を残しています。
兄の影響で、小学1年生から習い始めた書道。墨の香りと筆先をふり下ろすときの緊張感が心地よく、高校生になると硬筆にも力を入れ、美しい文字を追求するようになりました。
滋賀文教短期大学で書道コースを専攻。書の芸術性を深め、専門的な知識を身に付けています。週末になるといなべ市の実家へもどり、鈴木書写書道学院へ通います。練習の傍ら、先生のアシスタント役としても活躍しています。
冬休みは、武道館で開かれる全国かきぞめ大会に向けての練習に打ち込みます。
総合格闘技「修斗」のプロ選手ろん
新人王かけ12月13日、東京で決戦
総合格闘技「修斗」のプロ、ろん選手(本名・近藤宏行さん、28、柔術兄弟所属)=伊勢市小俣町相合=が12月13日、フライ級新人王をかけて東京での決勝戦に臨みます。
昨年プロ入りした、ろん選手はデビュー戦を飾ったものの、新人王決定トーナメントでは優勝した山上幹臣選手と1回戦で当たり判定負けしました。
最後のチャンスと臨んだことしの新人王戦は2回戦、準決勝と大差の判定で勝利を収めました。決勝戦の相手は、昨年の新人王戦でやはり山上選手に敗れた天風ゆうすけ選手。ビデオを見るなど相手の研究にも余念がありません。
決戦を前に、ろん選手は「試合に負けて得たものは大きく、足りない部分を強化してきました。勝敗だけでなく内容的にも悔いのない試合をしたい」と言います。
最初の目標にしていた新人王。これまでの試合とは注目度も違いますが、平常心で普段通りの実力が発揮できるようゴングを待ちます。
◇さわやかさん
瀨田 沙織さん(27)
伊勢市社会福祉協議会
訪問入浴や福祉用具貸与など介護サービスを一手に担う事業所に勤務して5年目。「住みやすい町づくりを」と日々、奮闘します。
中学生の時、伊勢市の障がい者体育祭のボランティアを経験しました。体が不自由な人とのふれ合いを通じて、「将来は福祉の道へ」と進路を固めたそうです。
皇学館大学社会福祉科に2年在籍した後、龍谷大学地域福祉学科へ編入。卒業してからも働きながら通信教育で学び、社会福祉士と精神保健福祉士の資格を取得しました。念願の職に就き、充実した毎日を過ごします。
現在も県のスポーツ大会や視覚障がい者野球大会の手伝いなど、積極的に活動します。「みんなが助け合える地域づくりに携わりたい」と意欲を燃やします。
伊勢市在住。A型。
◇ちょこっと幸せ
グラウンドゴルフ
伊勢市黒瀬町の田島千鶴子さんからグラウンドゴルフの話題が届きました。
〈わたしたち夫婦は今、週3回のグラウンドゴルフに熱中しています。これまでに大会も3度あり、参加しました。平均年齢75歳くらいです。大会には250人が参加します〉
運動を兼ねた夫婦共通の趣味があっていいですね。
田島さん、お便りありがとうございました。
11/17/2009
ボクシング新人王戦西軍代表を目指しリング立つ今西伸二さん 川越町当新田のプロボクサー今西伸二さん(30)が14日、名古屋市公会堂で開催の全日本新人王戦西軍代表決定戦に出場します。勝てば12月に東軍代表と日本一をかけて対戦。「一戦一戦、勝ちにこだわりたい」と拳に力を込めます。
桑名市のKOZOボクシングジム(石井広三会長)所属で、階級はバンタム級。4戦3勝1敗1KOの戦績。右利きのボクサーファイターでカウンターを狙った右ストレートが武器です。
2007年のデビュー戦はほろ苦いKO負け。ショックでジムを去りました。
しかし、「今しかできない」との思いや20歳代に何かを残したい気持ち、同僚らの活躍に刺激され、再起。「負けたくない気持ちが強くなりました」。復帰後3連勝で中日本の新人王を獲得しました。
14日は関西地区の代表決定戦でMVPを取った選手を破った九州地区の選手と対戦します。
元東洋太平洋スーパーバンタム級王者の石井会長は「ジムで今、一番伸びています。相手は強敵だが、自分のスタイルを貫いて勝ち、ボクシングの聖地、後楽園ホールのリングに立ってほしい」とエールを送ります。
◎かがやき
梶原 優里さん(23)
コモノフィットネスクラブ・コモノスイミングスクール
スイミングスクールやフィットネスクラブの受け付けを担当。「いってらっしゃい、ごゆっくりどうぞ」と笑顔で声を掛けます。
幼児から80歳超えの会員が1日約300人以上利用する施設。名前や以前会話した内容を覚え、コミュニケーションを図れるように配慮し、いつでも笑顔に心掛けています。
クラブの清水茂司代表は「明るく、はきはきとした子。持ち前の明るさを出し続けてほしい」と称賛します。
趣味のダンスは幼きころからのあこがれ。「やりたいことは自分で責任が負えるように」と、自身で月謝が払えるようなった18歳から習い始めました。「年齢を問わず一緒にでき、一体感が楽しい」
プロ野球ソフトバンクホークスの川崎宗則選手のファン。間近で見たいとナゴヤドームで案内係のアルバイトもしました。選手が帰る通路で偶然遭遇。帽子を取り「ありがとう」と声を掛けられました。喜びとともに、野球好きの父との話題が増えたと言います。
菰野町菰野2418、問(394)3200同スクールへ。
◎大入道
○…「口の動きが見えないと子どもにうまく伝わらない面があるから、授業中はマスクをしてないのよ」。小学校で難聴児童のサポートをしている同級生の一言。インフルエンザの余波を垣間見ました。
○…筆談や指文字などで教えるものの、児童は口の動きで、発言内容を把握する面も多いといいます。感染予防のためにマスクは必要だが、教えるためにはあると伝わりづらい。『あちら立てればこちらが立たぬ』ということか。
○…取材は電話やメールのやりとりでなく『Face to face』が原則。顔を突き合わせて話を聞くことは、内容ばかりか表情、言外から受ける熱い思い入れ、ことの真実に迫れるのではないか。児童と向き合い、教えたい思いの熱さで、ウイルスが吹っ飛ぶのを期待したいです。(し)
11/14/2009
加藤 来夢さん(20)
中部電力 鈴鹿営業所
二酸化炭素の排出量が国際的な問題となる中、家庭でできるエコロジーとして注目されるオール電化。「光熱費が下がって財布にも優しいですよ」とPRします。
入社2年目。営業課で工事関係の業者さんらを相手に事務処理をしています。「威勢がよくて最初は圧倒されましたが、知れば皆さん気立てのいい方ばかり」と笑います。
7歳から10年間、バトントワリングをしていました。団体、個人の両種目で全国2位になった実力です。バトンで培った美しい立ち姿や舞台度胸が、仕事にも生かされています。先月、津市であった電話応対コンクールでは、3位に入賞しました。
多くの先輩たちが実践している「仕事も家庭も両立できる女性」が目標と話します。
日本画の新分野に挑む
亀山の伊藤君 伝統と新風担う期待の若手
日本画を描いて約10年になる飯野高校の3年生伊藤直人君(18)=亀山市辺法寺町=は「花鳥風月といった旧来の題材だけでなく、工業製品やガラスなど日本画のイメージを変えるモチーフにも挑みたい」と、新風を吹き込む担い手です。
物心ついたときから絵を描くのが好きで、小学3年生の時、日本画家宮崎観峰さん(66)=同市両尾町=の教室に通い始めました。当時は「一番近かったから」という理由で、日本画を意識して習ったわけではありませんでしたが、線のにじみや色の濃淡で描く独特の表現方法に魅せられていきました。
日本画コースがある飯野高校に進学し、出合ったのが「もう一つの日本画」でした。学校で習う日本画は、岩絵の具など使用する画材は同じでも、仕上がり具合がまるで違っていました。同級生たちも、伊藤君の描く日本画との違いに驚いていたといいます。
そもそも日本画の定義は定かでなく、宮崎さんによると、大きく二つの流れがあるといいます。ひとつは、墨絵の流れを受け継ぐ日本画。もうひとつが、油絵など洋画的な技法を取り入れた日本画です。
伊藤君は「繊細でありながら極力、無駄を省いた(古典的な)表現が自分には合っている。その良さを生かしながら、誰も描いたことがない日本画を、いつか描いてみたい」と新たな可能性に挑みます。
11/7/2009
◎環境大臣賞を受賞 ながしまエコの会
資源のリサイクル活動などに取り組む長島町赤地の「ながしまエコの会」が「リデュース・リユース・リサイクル推進功労者等表彰」の環境大臣賞を受賞しました。会の加藤真美さんは「地域の人たちと楽しみながら取り組んだ5年間の環境啓発活動が認められました。今後も続けていきたい」と喜びます。
「発生抑制・再使用・再生利用」に率先して取り組み、継続的な活動を通じて顕著な実績を上げている企業や団体などに贈られています。
同エコの会は、加藤さんの夫が営む廃棄物処理業加藤商店内に資源持ち込みステーションを開設。心に病のある人たちに、ごみの分別やラベル取りなどの就労の場を提供し、空き容器自動回収機を設置しました。
回収機を利用するとポイントが加算され、一定数になると廃びんなどを使ったガラスアートが体験できます。
会のメンバーは小学校などの環境学習にも出向き、ごみの分別方法などについても説明し、廃食油を原料にした「リサイクル石けん」作りにも取り組んでいます。
【環境大臣賞を受賞したながしまエコの会のメンバー】
◎爽やかさん
市浦 範子さん(19)看護学生
ことし10周年を迎えたガールスカウト三重県第12団のリーダーアシスタントとして活動しています。 継続10年の表彰状を受け取り「12団をさらに盛り上げていきたい」と志気を高めます。 小学4年生のころ、発団前の準備段階からかかわってきました。キャンプ、募金活動、新潟県中越沖地震被災地でのお手伝い、言葉や文化の壁を越えて楽しい時間を過ごした国際交流など、どれも初めての貴重な経験で、積極的に取り組んできました。 話し合いや全体会をてきぱきと進めていく先輩スカウトのようになりたいと、行事ごとに実行委員となり、自分の思いを伝えることや人の意見を聞く大切さを知り、みんなでやり遂げる達成感を味わいました。 発団時は7人だった団員も今では33人。節目を迎え「協調性や思いやりの心など、これまで得た経験を伝えていきたい」と誓います。
ガールスカウトの問い合わせは馬場路子団委員長=(76)6566=へ。
夜間パトロール5年目へ
伊勢市の中島町内会
伊勢市の中島町内会防災防犯部(橋本正和部長)は夜間パトロールする隊を作って、町内の見回りを続けています。結成して5年目。空き巣被害や自販機荒らしがなくなるなど、町民の心強い存在となっています。
4年前、独り暮らしのお年寄り宅が2回連続して空き巣被害に遭ったそうです。現状を知った地元の人が「自らの手で町を守ろう」と活動を始めました。
現在は山口昌之隊長(67)を中心に30代から70代の約15人が、祝日を除く月曜から土曜日まで交代で巡回します。
夜8時30分、中島町公民館へ集合した隊員は、蛍光ジャンパーやヘルメットを身につけ、懐中電灯、点滅灯を手に出発します。
拍子木をカチカチと打ち鳴らしながら公共施設の施錠や街灯など、中島2丁目周辺の安全を約30分かけて確認します。活動は犯罪を抑止する効果を挙げています。
メンバーの吉村千春さん(76)は「世代を超えた交流ができ、近所の人にも感謝されています」と意義を話します。
◇さわやかさん
前川 麗子さん(28)
ファミリーマート 明和町店
散歩中のお年寄りも訪れる店でマネジャーを務めています。就職して3年目。商品の紹介や陳列方法など、独自の店づくりを心掛けています。
「接客業に興味があって」とファミマへ。明和斎宮店を皮切りにルート23明和店を経てことし3月、明和町店へ配属されました。
店内は季節感のある小物を飾ったり、お酒コーナーへおちょこを並べたりと視覚に訴える工夫をしています。
人をまとめる立場上、楽しく仕事できる環境を目指します。新人に自己表現の場を与え、やる気を引き出すよう配慮しています。
私用で大阪方面へ行く際も「ついコンビニに寄ってしまう」と。「良い点はわが店でも」と目を光らせます。伊勢市在住。O型。
◇ちょこっと幸せ
明野のヘリコプター
伊勢市久世戸町の中村純子さんからヘリコプターの話が届きました。
〈2歳の息子がヘリコプター好きなので先日、明野自衛隊近くへ出かけました。間近で見るヘリコプターは迫力満点でした〉
さぞや大喜びだったでしょうね。編隊飛行や航空機展示などがある「航空祭」は8日、明野駐屯地で開かれます。
中村さん、お便りありがとうございました。
10/28/2009
◎多度雅楽会
天皇陛下即位20年祝う
色鮮やかな装束と柔らかな調べ―
多度雅楽会(田中松緑館主)の秋の舞楽会が11月28、29の両日、六華苑で開かれます。天皇陛下即位20年を祝い「萬歳楽」「延喜楽」などの舞曲が大太鼓で特別上演されます。
同会は多度大社で雅楽演奏してきた田中館主が、市民が参加できるサークル活動を発足。庭園や多度の自然を舞台にして、日本のオーケストラと舞楽のすばらしさを多くの人に楽しんでもらい、子どもたちに舞を伝えたいと願います。
会社員、主婦、学生など25人の会員は、これまでに愛知万博、県主催事業、地域のイベントなど数多く出演し、華麗な舞台芸術を追求しています。
秋の舞楽会は28日午前10時―午後4時。29日午前10時―午後3時。六華苑入場料300円。
舞楽会、入会についての詳細、問い合わせは田中さん=τ(48)3484=へ。
【色鮮やかな装束で上演する多度雅楽会の舞楽会】
◎爽やかさん
市川 奈津美さん(22)
08ミス桑名
「桑名って、おいしいものがたくさんあるんですね」
ミスの活動を通して、桑名のよさを再認識しました。
5歳からバレエを習っています。カメラの前でポーズを決めるのは得意と思いきや「止まったまま、姿勢や表情を維持するのは思ったより大変」と表現方法の違いに苦戦しつつ、楽しんでいます。
高校卒業後、ロシアへバレエ留学をしました。異国の地で2年間を過ごして得たのは「精神的な強さ」と言います。
1年目を終え、更新時期を迎えたときには「もう帰ろうかな…」と悩んだ末、「何のためにきたのか。まだ納得するまでやっていない」と自分を奮い立たせました。
いまは12月20日に四日市市文化会館である発表会に向け、練習中です。1週間後には神奈川でコンクールにも出場と、気の抜けない毎日が続きます。
「見に来てくれる方が、いい時間を過ごしたと思ってもらえるような踊りを披露したい」
10/24/2009
◎病を克服し再び指導者の道へ 泊早記さん
教員時代に患った心の病を乗り越え、もう一度指導者の道へ―。四日市市小古曽東の元教員、泊早記さん(29)は、知的ハンディのある子やない子の勉強をサポートする塾、のびのび教室の講師を務めています。「自分のペースでゆっくり学んでほしいと始めました。先生時代は勉強が遅れている子どもが気になっていました。今は少人数で見られるので、教えている達成感があります」と話します。
教員になって3年ほどたち、過労や気疲れから心の病を患いました。2年闘病し、ふと訪れた沖縄県で、見知らぬ人でも受け入れる優しさに触れ、病を克服。自分に何ができるかを考え、指導者に戻る決意をしました。
教室は知的ハンディのある大人らが働く、同市日永西三の飲食店バリアフリーカレーハウスほう・れん・そうの一部門として、週4回、夕方開かれています。
同店スタッフと友人の縁や、知的ハンディがある人の社会参加を目指す思いが一致し、同店の学習支援部門としてスタートさせました。当初、夏休みだけの予定でしたが、保護者からの要望で、9月以降も続けるようになりました。
教室は口コミで広がり、市内や鈴鹿、亀山市のダウン症や自閉症、発達障がいの子、健常の元教え子ら約15人が曜日に分かれ、机を共にしています。おのおのがやりたい勉強をし、時には和気あいあいとおしゃべりを楽しんでいます。
「同じテーブルでの勉強が刺激や接点を生んでいます。昼間に不登校の子どもらの居場所にもできたら」と話します。
料金は個別45分2000円。少人数45分1500円。問い合わせは℡(346)5888ほう・れん・そうへ。
◎かがやき
伊藤 暢希(のぶき)さん(23)
イラストデザイナー
輪郭などのタッチを強調した線で、女性を描く画風が持ち味のデザイナー。創作はインスピレーションを重視し、女性と花、翼、風景などを組み合わせています。
中学、高校の美術の成績はよくなかったといいます。しかし、高校時代に雑貨店で見掛けたポスターやステッカーなどに魅せられました。「かっこいい。自分も作ってみたい」
独学で絵の勉強を始め、大学時代、知人の書家が開いた若手作家の展示会に初出展しました。会を重ねるたびに上がる評価を受け、本格的にデザイナーの道を目指しました。
「気が付いたら女性ばかり描いていました。人によって表情のとらえ方が違い、力強く感じたり、悲しげだったり。私の狙い通りになっています」
市内や松阪市の若手作家らとのグループ『スリービート』を昨年3月に結成。同年11月にはJR四日市駅で作品展示や、即興で絵を描くパフォーマンスなどのイベントを開催しました。「ことしの11月にまた、イベントをやりたい」と意欲を燃やします。
◎大入道
○…「ぽこぺん、ぽこぺん、誰が突っついた、ぽこぺん」。小学校に取材で赴いた時、休憩時間に聞こえてきたフレーズ。目隠しした鬼役を誰が突いたかを当てる遊びに興じる児童たち。自身が小さいころにした戯れを、今の子どもらも遊んでいるのに驚きました。
○…授業で教わったわけでもないだろうし、誰かが伝承するために尽力したわけでもないだろうし。口伝のすばらしさに感動もしました。
○…遊びは口伝で、しっかり残っています。伝承に苦労している事案も多い中、以外と遊び心があると伝わりやすくなるのかもしれないと思いました。(し)