11/14/2009
加藤 来夢さん(20)
中部電力 鈴鹿営業所
二酸化炭素の排出量が国際的な問題となる中、家庭でできるエコロジーとして注目されるオール電化。「光熱費が下がって財布にも優しいですよ」とPRします。
入社2年目。営業課で工事関係の業者さんらを相手に事務処理をしています。「威勢がよくて最初は圧倒されましたが、知れば皆さん気立てのいい方ばかり」と笑います。
7歳から10年間、バトントワリングをしていました。団体、個人の両種目で全国2位になった実力です。バトンで培った美しい立ち姿や舞台度胸が、仕事にも生かされています。先月、津市であった電話応対コンクールでは、3位に入賞しました。
多くの先輩たちが実践している「仕事も家庭も両立できる女性」が目標と話します。
日本画の新分野に挑む
亀山の伊藤君 伝統と新風担う期待の若手
日本画を描いて約10年になる飯野高校の3年生伊藤直人君(18)=亀山市辺法寺町=は「花鳥風月といった旧来の題材だけでなく、工業製品やガラスなど日本画のイメージを変えるモチーフにも挑みたい」と、新風を吹き込む担い手です。
物心ついたときから絵を描くのが好きで、小学3年生の時、日本画家宮崎観峰さん(66)=同市両尾町=の教室に通い始めました。当時は「一番近かったから」という理由で、日本画を意識して習ったわけではありませんでしたが、線のにじみや色の濃淡で描く独特の表現方法に魅せられていきました。
日本画コースがある飯野高校に進学し、出合ったのが「もう一つの日本画」でした。学校で習う日本画は、岩絵の具など使用する画材は同じでも、仕上がり具合がまるで違っていました。同級生たちも、伊藤君の描く日本画との違いに驚いていたといいます。
そもそも日本画の定義は定かでなく、宮崎さんによると、大きく二つの流れがあるといいます。ひとつは、墨絵の流れを受け継ぐ日本画。もうひとつが、油絵など洋画的な技法を取り入れた日本画です。
伊藤君は「繊細でありながら極力、無駄を省いた(古典的な)表現が自分には合っている。その良さを生かしながら、誰も描いたことがない日本画を、いつか描いてみたい」と新たな可能性に挑みます。
10/24/2009
県内初開催 スペシャルオリンピックス日本・三重地区大会
水泳とサッカーに4県から約110人の選手団
「声援ボランティア」であなたも参加を
三重県初開催となる知的発達障がい者スポーツの競技会、スペシャルオリンピックス(SO)日本・三重地区大会が31日、11月1日の2日間、県営鈴鹿スポーツガーデンで開かれます。水泳とサッカーの2種目に県内外から約110人の選手団が参加します。
大会をPRする聖火リレーが10日にあり、地元鈴鹿から水泳に出場する秦野駿一郎君(鼓ケ浦中2)が第一走者を務めました。椿大神社で採火されたトーチを掲げ、スタート地点の弁天山公園から約300㍍先の中継点まで走りました。中継点では選手がトーチを交わして火を引き継ぎ、スポーツガーデンまでの12区間約9㌔を15人のランナーがつなぎました。
大会は三重地区組織の発足5周年を記念して開催。近隣県で地区組織がある愛知、長野、石川の選手らにも参加を呼び掛け、準備を進めてきました。三重事務局長の中川美紀さんは「選手に送る皆さんの声援がボランティア活動です。ぜひアスリートたちの活躍を見に来てください」と話しています。
SOは、知的発達障がいのある人たちにトレーニングや成果発表の場を提供し、社会参加を応援する国際的なスポーツ組織。日本には36都道府県に地区組織があり(10月現在)、11県で設立準備が進められています。
◎お嬢さん
村田 佳那さん(23)
飯田建設 建築営業
あす25日、弁天山公園で開催される「すずかっぴ祭り」の実行委員で、当日は司会、進行役を務めます。手探りで作り上げてきた企画への思いはひとしおで「ぜひ家族連れで遊びに来てください」と呼び掛けます。
飯田グループが発行する情報紙「すずかっぴ」に登場した、猿回しや奇術の芸人らによるショー、消しゴムはんこ、似顔絵こけし作家らの実演、模擬店など多彩なイベントが繰り広げられます。
今年4月に入社し、住宅販売の営業を担当しています。先輩の契約で完成した住宅を見たときは「すごく感動した。早くわたしもお客さんの夢をかなえる家を提案し、形にしてみたい」。その第一歩として「地域の人との接点となる祭りを成功させたい」と意気込みを話します。
目指せ!本ステージ
来年3月 亀山ミュージックジャンボリー
アマチュアバンドの祭典、亀山ミュージックジャンボリー(KMJ)が来年3月14日、亀山市文化会館で開催されます。テープ審査を通過した20バンドが2月のライブ審査に進出。ライブ審査を通過した10バンドが3月の本番に出演できます。主催するKMJ実行委員会は、出演するバンドを募集しています。
応募資格は軽音楽(フォーク、ロック、コーラス、ジャズなど)のアマチュアグループまたは個人で、住所、年齢、性別を問いません。
出場希望のバンドは、応募用紙(同文化会館で配布)と応募曲(1曲5分以内で1、2曲)を収録したビデオテープ、DVDのいずれかを同文化会館に提出(媒体は返却しません)。撮影設備がない場合、文化会館に相談してください。
応募の締め切りは2010年1月20日必着。
その他詳細は〓0595(82)7111亀山市文化会館。
10/10/2009
◎お嬢さん
塚本 寛子さん(24)
ネイルサロン&スクール ランダム
つめを“カンバス”にして、鮮やかな模様を描くネイリストです。バラやハート、幾何学模様など精密に施された装飾は、まさに指先のアートです。
小学生のころからつめのおしゃれに関心を持ち、母親のマニキュアを借りては塗っていたといいます。社会人になって通い始めたネイルスクールが、現在勤めるお店です。「好きという強い気持ちが伝わってきた」と濱町和代オーナーの目に止まり、スタッフとなりました。
施術をしたお客さんから言われた「指先を飾ると気分がウキウキして外出したくなる」という言葉が心の宝物です。
いつか、美容師の彼と店を開くのが夢で「心地よく、髪とつめのおしゃれが楽しめる空間にしたい」と思い描きます。
文化祭で「ひめゆり」上演
「戦争の悲惨さ伝えたい」
石薬師高2年生 沖縄への修学旅行前に平和学習
11月、沖縄へ修学旅行に行く石薬師高校2年生が、平和学習に取り組んでいます。旅行直前の文化祭では有志の生徒15人が朗読劇「ひめゆり」を上演し、戦争の悲惨さ、平和の尊さを訴えかけます。
劇は、ひめゆり平和祈念資料館のガイドブックに掲載されている女生徒たちの証言を編集し、台本にしました。「兵隊は『天皇陛下万歳』と言って死ぬんだと聞かされていましたけど、実際はそうではありませんでした。死の前に思うことはみな『お母さん』ですよ」など戦争の実態を、当時の女学生と同世代の生徒たちが読み上げます。
1学期は朝鮮半島からの引き揚げ者、山門リヨ子さん(73)=鈴鹿市東旭が丘六=の体験談を聞きました。その際、多くの生徒たちが「平和な時代に生まれて良かった」という感想を寄せたといいます。2年生の学年主任、近藤由美先生は「外に目を向ければ、戦争は今も起こっているのが現実」と先月には、イラクとアフガニスタンで取材をしたフリージャーナリスト西谷和史さんを招きました。西谷さんは「金もうけのために戦争が仕組まれている。だから戦火は絶えない」と、現代の戦争の内幕などを話しました。
朗読劇に出演する柳翔太君は「ひめゆりの証言も西谷さんの話も想像以上のむごさで、違う世界の出来事のよう。戦争の悲惨さが伝わるよう演じたい」と話していました。
9/26/2009
◎お嬢さん
青井 瞳さん(19)
POLA THE BEAUTY鈴鹿中央通店
いつも美しくありたい―。女性の願いを、肌と心の両面から支援しています。「見た目だけでなく内面まで気持ちよくなって、活動的な毎日を過ごしてほしい」。仕事に込める思いを話します。
スキンケア、メーク、エステの3つを柱に、一人一人に最適なきれいをサポートします。「技術はもちろん重要ですが、最も大切なのは信頼関係。今は海外で暮らすお客さんが『化粧品は青井さんから』と取り寄せで購入してくれています」。自分の中のひそかな勲章です。
個人と深くかかわる中で「人を元気にすることは、自分も元気になれること」を知ったと言います。来年には自分の店を出す計画で「街中に生き生きとした女性が増えるよう、お手伝いしたい」と思い描きます。
衛藤君(鈴鹿高専)インカレ準優勝
走り高跳び県新記録をマーク
更なる高みへ「国際大会目指す」
鈴鹿高専4年の衛藤昂(たかし)君〓鈴鹿市南旭が丘三〓が4~6日、国立競技場で開催された日本学生陸上競技対校選手権大会(日本インカレ)の走り高跳びで、三重県新記録となる2㍍19をマークして2位になりました。
衛藤君は大学でいえば1年生で、インカレ初出場。その大舞台で従来の県記録を3㌢、自己記録を一気に4㌢も更新し、メダルを獲得しました。
両親が元陸上選手という一家で育ち、旭が丘小3年から鈴鹿ACで競技を始めました。当初は長距離に取り組んでいましたが、市内の大会でたまたま出場した高跳びで優勝。以後本格的に跳躍を始め、頭角を現してきました。
昨年の埼玉インターハイは当時の自己タイ記録である2㍍6で3位に入賞。今年6月にあった日本選手権では、2㍍15の自己新記録で5位入賞と「大舞台で力を出し切ることができるメンタルの強さが衛藤の武器」と高専陸上部の舩越一彦監督は話します。
衛藤君は「一流ジャンパーの仲間入りとされる2㍍20㌢が次の目標。その先にある国際大会にも出場できるよう記録を伸ばしたい」と更なる“高み”に挑みます。
9/12/2009
◎お嬢さん
大原 美由紀さん(20)
とうかい整形外科かわげ 医療事務
患者さんが次々に訪れる窓口で、てきぱきと仕事をこなします。「一番最初に患者さんと接する場所として、不安や痛みが少しでも和らぐようにお迎えしたい」と朗らかな笑顔で話します。
風光明媚(めいび)な尾鷲市の出身。女手で育ててくれた母親が介護福祉士という影響もあってか、医療関係の仕事を目指すようになりました。鈴鹿の専門学校に進学し、在学中からアルバイトをしていた同院に今春、採用されました。
今年6月に難関とされる秘書検定1級に合格しました。「自分でもびっくり。たまたま実家に帰っているときに一報を受けて、母も喜んでくれました」。マナーや接遇など事務職に生きる場面も多く、試験で得た知識と自信が活躍の場を広げています。
充実の夏、心身成長
慰問演奏に、スポーツに、精神鍛錬も
充実したひと夏を過ごし、心身ともに成長した子どもたちの表情をお届けします。
ミュージック・ベル・サークル「ベル・バンビーノ」 さわやかな音色届ける
郡山公民館のミュージック・ベル・サークル(宮嶋昌子代表)に参加する小中学生が夏休み中、病院や福祉施設など4カ所を訪れ、さわやかな音色を届けました。
慰問したのは、同サークル内の小学生4人と中学生3人でつくるグループ「ベル・バンビーノ」。夏休み最後の演奏となった8月24日は、介護施設、陽だまり長屋鈴鹿(鈴鹿市秋永町)で「大きな古時計」など約10曲を披露しました。広間に集まったお年寄りたちが、息の合った演奏に耳を澄ましていました。演奏を体験する時間も設けられ、手を取り合いながらベルを鳴らし、涼やかな音を楽しんでいました。
中学生のメンバー、遠藤優希さん、小原田まゆみさん、大喜多結さん(いずれも天栄中1年)は「笑顔で拍手をもらえたときがうれしかった」などと話していました。
極真会鈴鹿道場の川村龍馬君 国際大会で3位入賞「次こそトップに」
極真会館三重支部鈴鹿道場の川村龍馬君(創徳中1)〓鈴鹿市弓削一〓が8月21、22日に千葉県幕張メッセで開催された、国際青少年空手道選手権大会で3位に輝きました。
組み手の部12歳男子50㌔以下級に出場し、全国と海外支部からの50選手がトーナメントで競いました。
同大会には過去3回臨み、いずれも1回戦で敗退しています。殻を破るため、新たに取り組んだのが構えの変更でした。右利きのオーソドックスタイルから、サウスポーへの思い切った改革が成功し、念願だったメダルを獲得しました。
川村君は「精神面が自分の課題だったが、大きな自信になった。もっと練習して、次こそトップに立ちたい」と、更なる向上を目指しています。
鈴高女子バレー部 広瀬杯で優勝、新人戦に向け好発進
鈴鹿高校の女子バレー部〓写真〓が先月、津西高校で開かれた広瀬杯で優勝しました。
11月にある新人戦の前哨戦となる大会で、中勢地区(鈴鹿、亀山、津)の13校がトーナメントで対戦しました。
同校バレー部は昨年から3年生部員が不在で、6月の県総体も1、2年生だけで臨み、3位の成績を収めています。広瀬杯では豊富な試合経験を生かし、前評判通りの強さを発揮。新人戦、来年1月の県高校選抜優勝大会(春高バレー)に向け、好スタートを切りました。
メンバーは次の皆さん。2年〓原世奈、原惟織、水野美咲、森川真希、川口光▽1年〓柴田彩華、天野優紀、三井言奏、川北幸由、平川優香、坂上彩夏
南萱町の子どもら龍光寺で座禅体験 無の道は遠い?
鈴鹿市南萱町の子どもらが8月20日、龍光寺(同市神戸二)で座禅を組み、夏休み中の緩んだ気持ちを引き締めました〓写真。
神戸第10長生会の呼びかけで大人も含めた12人が参加。「姿勢を正して、動かないこと」を目標に10分間程の座禅に2回、取り組みました。
1分、2分…ゆっくりと流れる時間に、次第に背が丸まり、もぞもぞとし始める子どもたち。警策(けいさく)に打たれる大人の様子も気になり、無への道は遠い?
8/22/2009
岡崎 純子さん(28)
美容室 ぽ歩Be‐up Stage1
美容師になって8年目の昨年末、初めて勤め先に母親を誘い、カットをしました。「すごく緊張しました」と、照れ笑いと同時に満足そうな表情を浮かべます。
かつてセットを終えたお客さんが、直後に自分で髪を整え直し始めました。「気に入らなかったんだ…」。コミュニケーションの大切さを学んだ一件でした。
「お客さんの思う『少し短く』と、こちらの思う少しに差があることも。もっと上手に要望に応えたい」。快適な距離感も見極めつつ、積極的に意思の疎通を図ります。
お客さんからの指名は美容師にとって、ひそかな勲章。「多くの人に『岡崎』と言ってもらえるよう頑張りたい」。カットの技術は無論、一人一人への心配りを欠かすことなく仕事に励みます。
最高峰のプレー鈴鹿に
トップリーグに初昇格 ホンダラグビー部、ホーム開幕戦
9月12日 スポーツガーデン
今季、ラグビーのトップリーグに初昇格したホンダのホーム開幕戦が9月12日、県営鈴鹿スポーツガーデン(鈴鹿市御薗町)で開催されます。国内最高峰の力と技、スピード感あふれるプレーが、鈴鹿の地に初お目見えします。
対戦相手は日本選手権で優勝3回の強豪、トヨタ自動車。午後6時キックオフ。トップリーグは全14チームが参加し、来年1月まで対戦。上位4チームがプレー・オフ・トーナメントに進出し、頂点を目指します。
ラグビー部は1960(昭和35)年、鈴鹿製作所の同好会として発足。翌年に部となり県社会人リーグに参戦し始めました。2004年度から3年連続でトップリーグ入りをかけた入れ替え戦に臨みましたが、上位チームの壁に阻まれてきました。
08年度は昇格を狙うのではなく、その先「トップリーグで戦う」ことを見据え、チーム力の底上げを図ってきました。選手一人一人ができることを増やし、プレーの質、量が向上した結果、跳ね返され続けてきた壁を破りました。
木村允彦キャプテンは「(トップリーグで)戦うための準備はしてきた。1年目から上位に食い込む結果を出したい」と意気込みを話しています。
入場料は中央メーン席一般2500円(前売り2000円)小中高生1000円。自由席一般1500円(同1300円)小中高生500円(同300円)一般ペア2000円。県ラグビーフットボール協会090(9125)6070で販売中です。
8/8/2009
◎お嬢さん
馬路 直子さん(22)
ナフブラン
女性客の圧倒的支持を集める同店で、パティシエとして活躍します。「食べた人が笑顔になるお菓子を作りたい」。自然な甘みとシンプルさが人気の「はちみつロール」のように、飾りのない思いを話します。
東京の菓子専門学校を卒業後、四日市のケーキ専門店で腕を磨きました。休みの日に立ち寄った同店で、お客の顔が見えるカフェの仕事にひかれ、勤め始めました。
幼少のころからキッチンに立つのが好きで、中学生の時、お年玉で小さなオーブンを購入。作ったお菓子を友だちや先生に配っていました。そのときの「おいしい」の言葉が原点になっています。
食べる人の顔を思い浮かべながら作るケーキが、多くの笑顔を生み出しています。
半世紀ぶり復活
稲生地区で虫送り たいまつの炎あぜ道に揺らぐ
鈴鹿市の稲生地区で7月22日、約50年ぶりとなる虫送り行事があり、たいまつの明かりがあぜ道に揺らめく、往事の風景が再現されました。
かつて、たいまつをもって歩いたという70代以上の人たちや、若い家族連れなど約100人の住民が参加。太鼓を鳴らす軽トラックを先頭に、伊奈冨神社から黒米が植えられている水田まで約1㌔を歩きました。
市内有数の米どころである同地区は昭和20年代後半まで、害虫を駆除したり豊作を願ったりする虫送りが、集落ごとに行われていたといいます。農薬の発達や普及、農家の減少などで次第に廃れていきました。
少年時代、虫送りに参加していたという小林秀夫さん(72)は「たいまつの明かりは田植え後の風物詩だった。太鼓のリズムも懐かしい」と往時をしのんでいました。
年配の人に懐かしく、若い人には新鮮な伝統行事で、世代間や地域の交流を図ろうと、同地区地域づくり協議会(相澤博会長)が復活させました。
7/25/2009
◎お嬢さん
山中 麻友美さん(25)
白揚鈴鹿店
ゲーム大会や絵本の読み聞かせなど、鈴鹿店初となるイベントが25、26の両日に開催されます。催しの一つが、三重県出身のヒップホップユニットTROOPERによるライブ(26日午後3時)。夢を追い、歌う姿に共感を抱きます。
高校卒業後、漫画家を目指し専門学校に通いました。かつては客として訪れていた店で今は店員として、そしていつか、作品(漫画)を提供する側になりたいと思い描きます。
読み切りで雑誌掲載を果たしている同期も出始めているといい、夢の実現に向け創作活動を続けています。
期間中は店内で通常業務にあたる予定ですが、手探りで準備を進めてきた企画への思いはひとしお。「ぜひ家族で遊びに来てください」と呼び掛けます。
全国高等学校総合文化祭
「文化部のインターハイ」29日開幕
鈴鹿、亀山会場に出場の地元高生紹介
「文化部のインターハイ」と呼ばれる、全国高等学校総合文化祭が29日から、三重県の15市町を会場に開幕します。
鈴鹿市では8月1、2の両日、鈴鹿市民会館で『日本音楽部門』が、亀山市では8月1日、亀山市文化会館で『吟詠剣詩舞部門』が開催されます。両部門に鈴鹿、亀山の高校から出場する5人を紹介します。
総文祭の詳細は、検索サイトから「全国高等学校総合文化祭」で見ることができます。
【日本音楽部門】三重県で開かれる総文祭のために作られた曲『熊野古道』を、県内の8校34人が琴で合同演奏します。地元からは神戸高校と鈴鹿高校の3人が出演します。
松岡 沙織さん
神戸高校3年
箏曲部の部長を務めます。本人を含め部員は3人。全国の舞台に立つことで「一人でも多く『琴を弾いてみたい』と思う人を増やせれば」と意気込みを話します。
琴を始めたのは高校から。入学時の部活紹介で、先輩の弾く琴の音色に魅せられ入部しました。
高校生最後の年に、地元で総文祭が開かれることになり、自ら出場に名乗りを上げました。34人という大人数での演奏に「スピードとリズム感を合わせるのが難しい」と練習を繰り返します。
ファン拡大への願いを込め、本番の舞台に臨みます。
竹内 美恵さん
鈴木 早紀さん
鈴鹿高校3年
中学からの同級生の二人が、高校最後の思い出づくりにと、練習に励んでいます。
昨年、今年と新入部員がなく、二人で琴部を支えてきました。勉強の合間の楽しみとして弾いてきましたが、本大会に向けた合同練習では、あまりの厳しさに音を上げそうになったことも。鈴木さんは「自分のレベルでは難しい。正直(出演を)やめたいと思った」と打ち明けます。
一方で、二人して口をそろえ「他校の生徒との交流は楽しかった。何とかこの中で演奏がしたい」という思いも膨らんでいったと言います。
苦しみを乗り越え、高校最後の舞台に挑もうとしています。
【吟詠剣詩舞部門】漢詩や和歌を吟じる「吟詠」と、剣や扇を持って舞う「剣詩舞」が融合した芸能です。石薬師高校と稲生高校の2人が出演します。
美濃部 亮君
石薬師高校1年
晄明流の師範である父親の下、小学3年から剣舞に親しんできました。
当初は「やらされている」という思いが強く、サッカーを始めたこともあり遠ざかっていきました。中学生になり「打ち込めるもの」を探したとき、たどり着いたのは剣舞でした。漢詩や和歌の内容を解し、全身で表現する楽しさに魅せられています。
本大会では四日市の高校生2人と「大楠公(だいなんこう)」を舞います。「3人の同調性が大切。たぶん自分が一番未熟なので、足を引っ張らないようにしたい」
ブランクを乗り越え、新たなスタートラインに立ちます。
向島 直美さん
稲生高校1年
高校入学前から、地元で開かれる総文祭への出場を目標としてきました。「中学3年の時、詩吟教室の先生から『来年は三重で総合文化祭があるから』と言われて。もう出場することが前提でした」と笑います。
人前に出るのは苦手。小学5年生から習っている詩吟ですが、発表会で吟じるのはいまだに緊張すると言います。他校との合同練習では、流派によって吟じ方が微妙に異なるといった問題点も。
大舞台への不安はあるものの「他流派と吟じるなんてめったにない機会。視野が広がった」と、新たな発見を楽しんでいます。
「詩吟に興味があるのは年配の方が多いけれど、今回は高校生の大会。同年代の人たちも見に来てほしい」と話します。
7/11/2009
◎お嬢さん
堀岡 愛さん(27)
ファーマーズだいち
鈴鹿、亀山で採れた、こだわりの農畜産物を販売する店で、農家とのやりとり、値付け、陳列、販売などを切り盛りします。「今月はスイカがおいしいですよ」と、歯切れのいい口調が響きます。
スーパーに比べて値段はちょっと高めでも、新鮮、安全、生産者名を記した顔の見える販売でファンを拡大しています。売りの品質に加え、積極的な声かけでお薦めの品を紹介するなど「井戸端会議的」という軽妙な会話でお客の心をつかんでいます。
祖父母が耕す畑で採れた野菜を食べて育ちました。「果物より野菜が好きな子どもだった」といい、丹精して育てた野菜の味を多くの人に知ってもらいたいと願います。「将来は野菜マイスターの資格取得も目指したい」と話します。
鈴鹿少年少女合唱団
障がい乗り越え歌声
鈴鹿の佐々木健太郎君 声と心合わせステージに
自閉症と知的障がいがある石薬師小学校2年、佐々木健太郎君=鈴鹿市石薬師町=が合唱の舞台に立ち、歌声を響かせています。鈴鹿少年少女合唱団に入団した当初は、みんなと一緒に練習するのも困難でしたが、今や団の一員として堂々とステージを務めています。
昨年7月、ベルシティであったイベントに同団が出演。初めてステージに立った健太郎君は、大勢の買い物客が見つめる中、「手のひらを太陽に」など5曲を歌いきりました。以降、数々のコンサートに出演し続けています。
2歳の時、父貫太郎さん(43)の仕事で鈴鹿市に引っ越してきました。母親の恵さん(44)が「子どもも自分も、早く地域になじめるように」と、広報で見つけた同合唱団に入団させました。
二人の姉も入団したものの、当初は見知らぬ人や場所に戸惑いと不安を感じ、練習に加わることができませんでした。しかし団の子どもたちは健太郎君を特別視することなく、歌を通じて少しずつ距離を縮めてきました。
昨年10月にプロと共演したコンサートでは、「迷惑を掛けるのでは」と心配し遠慮した恵さんに対し、「健太郎君を含めたメンバーが鈴鹿少年少女合唱団だから」と、他の保護者らが出演を勧めてくれました。
ステージに立つようになってから、行動に落ち着きが見られるようになったといい、臨床心理士も「合唱が何らかの影響を与えているのでは」と推測しています。
声と心を一つにする合唱が、障がいの有無を超え、ハーモニー(調和)を生み出しています。
体験教室を開催
8月19日と22日 神戸コミュニティーセンター
鈴鹿少年少女合唱団(神谷直代表)が8月19日と22日、神戸コミュニティーセンター(鈴鹿市神戸九、業務スーパー近く)で「夏休み体験教室」を開催します。
対象は小学1年生から高校3年生まで。ボイストレーニングと簡単な合唱をします。
経験の有無は問いません。一日だけの参加も可。無料。
時間は午前10時から午後4時まで。弁当、水筒を持参してください。
申し込み、問い合わせは℡059(386)6988辻さん、同(374)3397佐々木さん。
団員も募集中です。
6/27/2009
◎お嬢さん
阪 佑子さん(25)
鈴鹿ボクシングジム・トレーナー
昨年11月に設立した鈴鹿ボクシングジム(同市神戸八)の理事長兼トレーナーを務めます。「プロになりたい、体重を落としたいでもいい。自分の目標に立ち向かい『人生のチャンピオン』を目指してほしい」。自らも今秋、プロテストに挑む予定で、練習生とともにチャレンジの毎日です。
中高校時代は器械体操の選手として活躍。体を動かすのは得意でも、格闘技は全くの素人でした。名古屋の大学を卒業しOLをしていたある日、体操の恩師から「知人が開くジムを手伝ってみないか」と誘われ、挑戦心に火が付きました。
収入を安定させるため食堂も切り盛りするなど、運営は決して楽ではありません。それでも「勇気と自信を手に入れる場所にしたい」と熱い思いを語ります。