7/4/2009
主婦デュオが30年ぶりに活動再開
桑名市の主婦2人でつくるフォークデュオグループ「トマト・ケチャップ」が、30年ぶりに活動を再開しました。中高年の気持ちや身近な題材を描いたオリジナル曲を引っ提げ、「50歳代のわたしたちの歌声が聴く人の心に届けば」と願い、歌います。
ギター手に歌うのは同市額田の岩田昭子さんと同市藤が丘の平久美子さん。2人は明正中学校時代からの親友で、ともに桑名高校、三重大学へと進みました。フォークソング同好会に入会し、仲間の勧めで「トマトケチャップ」を結成し、学内コンサートやポップスコンテストで活躍しました。
卒業と同時に活動を中断していました。2人は介護や家業に追われながら、音楽は「今しかできない」と、バンド活動を再開しました。当時のギターを持ち出し、お互いの空き時間を利用して練習を重ねます。
昨秋、ミニコンサートで復活し、同級生らの応援で、オリジナル曲12曲を収めたCDを作り、商店街のイベントなどで歌声を響かせました。
岩田さんは「わたしたちの歌が聴く人の力になれたらうれしい」と話します。
【活動を再開した岩田さん(左)と平さん】
佐藤 友香さん(20)
09ミス桑名
ミス桑名グランプリに選ばれました。2年間の任期で、中日写真協会の撮影会、桑名水郷花火大会など行事に参加し、会場に華を添えます。
ミス桑名は、小学生のろからの夢でした。「新聞で見て、わたしも大きくなったら応募しよう」と心に決めていました。選考会で、グランプリの発表を聞いたときは「ドキドキしました」。今は「先輩方に負けないくらい、元気で笑顔いっぱいのミスグループで活動していきたい」と、希望に満ちあふれます。
趣味は中学のころから続けているダンス。「奥が深く、難しい。でも、趣味として極めたい」と、愛車のオートバイMAGNA250ccでレッスンに通っています。「実は、チアドラゴンズにもあこがれているんです」と照れ笑い。
高校時代、日本民族衣装普及協会着付け初級講師、ワープロ実務検定をはじめ、衣・食・住・福祉などの専門科目を学びました。
ミスの活動を通して、多くの人と出会い、交流を深め、さらに自身を高めたいと、期待に胸を膨らませます。
◇さわやかさん
森田 寿磨子さん(24)
白揚ミタス伊勢店
書籍やDVD、ビデオなどを扱う店舗でCDの販売を担当しています。今年はFM三重の平日昼番組「cueビック☆パラダイス」のリポーターを兼務するなど、新たな可能性を広げています。
「音楽に携わる仕事を」と同店へ。中学、高校の時は吹奏楽部に所属し、三重大学ではバンドを結成してドラムをたたいていました。メンバーが作詞、作曲した歌を文化祭やライブハウスで披露するなど、県内外で活躍していたそうです。
今年4月から「cue―」の月曜日リポートを受け持ち、県内各地を走り回っています。「変化があって楽しい」と仕事の釣り合いがとれている様子です。
「七夕用に切ない曲を収録したCD『恋のうた2』はいかが」と話します。
伊勢市在住。A型。
本物そっくりの根付制作
伊勢市中村町の菅俊さん
カエルや竹の子、セミ、ドングリなど本物そっくりの根付が並ぶ工房。伊勢市中村町の園芸業、菅俊さん(60)は江戸時代流行した装飾品制作に熱中しています。作品を見た人は「実物と間違うほど精巧」と感嘆の声をあげます。
「昔から興味があった」菅さんは4年ほど前、ツゲや桜、シカの角などの材料を集めて本格的に着手。大工道具カンナを改良した刃物をはじめ、タマネギの皮、木の実などを煮詰めた染色用液を手作りするなど、努力を重ねています。
シイタケのヒダを一本一本均等に筋入れする工程は「気が遠くなる」と笑います。今までにクリだけでも1000個以上を制作しましたが、形状や色つやなど「満足できる作品はない」と言い切ります。現物を観察して目を養い、「会心の作を」と向上心を持って取り組んでいます。
今後は「十二支全部を彫りたい」と話す菅さん。ゴールはまだまだ先のようです。
◇ちょこっと幸せ
自然の水族館
鳥羽市大明西町の上島千穂子さんから、自然の水族館の話題が届きました。
〈わが家の前の加茂川ではエイが5、6匹やってきます。セイゴやクロダイもたくさん泳いでいます。たくさんいるのに釣れないのですが、自然の水族館が楽しめます〉
生物のすむ環境が整っているのですね。生態が観察できるなんてうらやましい限りです。
上島さん、お便りありがとうございました。
6/27/2009
◎元Jリーガー和波さんがジンギスカン店開業
戦いの場をピッチからキッチンへ―。私立暁高校出身でサッカーJリーグのコンサドーレ札幌の主将を務めた和波智広さん(29)が昨年、四日市市西新地に開店させたジンギスカン料理店『ひつじのouchi(おうち)』は遠来のサポーターらを引きつけています。「一からのスタート。元選手の店ではなく、おいしい羊肉が食べられる店としてチャレンジしたい」と言い、ユニホームを飾るなどはせず、元Jリーガーの面影を省いています。
昨年春に引退。第二の人生を選択する中、札幌からフロント入りの誘いもありました。しかしサッカー以外の世界を見てみたいと、転身を決めました。
自身が食べるのが好きな面や、生活した北海道の料理を知ってもらいたい思いから羊肉料理の店にしました。食べやすさを求め、冷凍を使わず生肉を仕入れ、くせが少ない種類を選びました。しょうゆが主流のたれを、みそ味にするなど東海地方の味覚に合わせた工夫もしています。
「ちょっと近くまで来たから」と、札幌から東京へ出張に来たサポーターが来店もしています。「選手時代、サポーターは近いようで遠い感じでもあったが、今は本当に近く感じます」
サッカーへの思いが冷めたわけではありません。出身のいなべ市のチームで、時間があれば汗を流しています。子どもらに教える環境づくりもしたいと考えています。
「個人で勝負したりチームワークで勝負したり。サッカーでチャレンジ精神や人生の勉強ができました。勝負重視も大切だが、子どもらにサッカーの良さ、楽しさを伝えたい。古巣のスポンサーになれるよう店も頑張りたい」と話します。
和波さんは暁高校から1999年、ベルマーレ平塚に入団。2001年に札幌へ移籍。左サイドバックで活躍。04年神戸に移りましたが同年、札幌に復帰。05、06年に主将も務めました。
ブログは『ひつじのouchi』で検索。問(324)2837へ。
◎かがやき
水谷 博行さん(35)
東産業
上下水道維持管理などの会社で、水や電気の省エネ相談や提案を、移動手段に自転車を使って営業。二酸化炭素削減を自ら実践しています。
昨年2月に自動車事故を起こし、運転を控えるようになりました。結果、思いついたのが自転車でした。
「言葉で省エネを語るのは簡単ですが、自分で実践し、お客さんに信頼してもらうために始めました」
のぼりを自転車に立て、主に市内中心部を走っています。西は湯の山温泉街、南は塩浜地区、北は桑名郡まで走ったことも。「沿道で声援や拍手をしてくれる人がいるのが、うれしい」
自然環境にも目が行くようになりました。「桜地区の川でカワセミを見ました」
行きは顧客との応対をシミュレーションし、帰りは反省と今後への展開を頭の中で描きながら自転車を走らせています。効率的な時間の使い方ができるようにもなりました。
「自転車営業を止めるという思いはない。体力の限り続けたい」とペダルに力を込めます。
◎大入道
○…記者生活前から撮影に訪れていた保々地区の彦左川のホタルの乱舞。ピークを迎えた6月初旬、中日新聞の1面に紹介され、現場はホタルが光る3時間ほど前から、カメラマンの陣取り合戦になりました。
○…川沿いは農道のため、駐車スペースが無く、広めの道に駐車し、歩いて来る人が多数。場所が分からずにライトをつけて川沿いを走り、カメラマンからひんしゅくを買う光景もありました。見物客の中には「初めてなら場所が分からず、車でうろうろするよ」との声も聞かれました。
○…住民らも乗り入れを控えてもらう勧告などの努力をしていますが、うまくはいかない現状。カメラマン、見物客の双方の言い分は分からないでもないが、ゆらゆらと舞うホタルは誰のものでもないと思います。(し)
◎お嬢さん
阪 佑子さん(25)
鈴鹿ボクシングジム・トレーナー
昨年11月に設立した鈴鹿ボクシングジム(同市神戸八)の理事長兼トレーナーを務めます。「プロになりたい、体重を落としたいでもいい。自分の目標に立ち向かい『人生のチャンピオン』を目指してほしい」。自らも今秋、プロテストに挑む予定で、練習生とともにチャレンジの毎日です。
中高校時代は器械体操の選手として活躍。体を動かすのは得意でも、格闘技は全くの素人でした。名古屋の大学を卒業しOLをしていたある日、体操の恩師から「知人が開くジムを手伝ってみないか」と誘われ、挑戦心に火が付きました。
収入を安定させるため食堂も切り盛りするなど、運営は決して楽ではありません。それでも「勇気と自信を手に入れる場所にしたい」と熱い思いを語ります。
アームレスリング 世界連覇に挑む
鈴鹿の原田さん 理学療法士の知識で強化
鈴鹿市若松西五の理学療法士原田健次さん(25)が14日、宇都宮市であったオール・ジャパン・アームレスリング選手権で3連覇を達成し、10月にエジプトで開催される世界選手権への出場を決めました。昨年は世界で初優勝しており、連覇に挑みます。
日本選手権は、利き腕や体重などの部門別に開催。原田さんが出場した男子ライトハンド80㌔級は、15人がダブルイルミネーション方式(敗者復活戦のあるトーナメント)で競いました。
勤務先のとうかい整形外科で、リハビリ室長を務めます。障がいがある人たちの機能回復をサポートする、理学療法士としての知識が「トレーニングや体のケアに役立っている」と強さの一端を明かします。
高校まで柔道の選手で、インターハイにも出場。専門学校生のとき、市内のチーム「天腕(てんわん)」に所属する友人の父親から勧められ、アームレスリングを始めました。
県内や中部地区の大会で頭角を現し、2007年に全日本選手権を初制覇。昨年10月にスペインであった世界選手権では、78㌔級で世界の頂点に立ちました。
「いつか世界の賞金マッチに挑むのが夢。国内なら無差別級でも勝てるようにレベルアップを図りたい」と、さらなる高みを目指します。
6/20/2009
◇さわやかさん
カモメの散歩道を名付けた
橋本 さやかさん(20)
鳥羽駅前交番からミキモト真珠島へ続く全長261㍍の遊歩道を高校2年の時、命名しました。「夕焼けに染まる海と潮風が好き」と魅力を話します。
市の鳥カモメのイメージと、鳥羽湾の景色を堪能できる点を考慮して名付けたそうです。愛称決定の際、地元ケーブルテレビの取材を受け「めっちゃ緊張した」と振り返ります。
愛読書は詩集。詩人326(みつる)の作品を好み、「チャンスがあっても君がゼロなら意味がない」という趣旨の言葉に感銘を受けた、と言います。
7月24日に開催される「鳥羽みなとまつり大会」の花火見物会場としても人気の散歩道。「大勢の人の癒やしの場になれば」と、愛着を深めている様子です。
鳥羽市在住。A型。
伊勢市の有緝スポーツ少年団バドミントン部(玉木郁子代表)男子チームは先月、津市で開かれた県予選大会で優勝し、7月の全国大会へ駒を進めました。初の団体戦出場を勝ち取り、選手全員、活力にあふれています。
県大会は4―6年がシングルス、ダブルスの5チームを結成して、15点3セットマッチのリーグ戦を競いました。同チームは2勝1敗と苦戦しながらも競り勝ち、頂点に立ちました。
初の舞台を前に、中川竜次主将(有緝小6年)は「一勝を目指します」と控えめな発言。玉木代表は「全力を出し切ってもらえれば」と期待します。
全国大会は7月31日から京都府で開かれ、各都道府県代表が栄冠を目指し、クラブ対抗試合を展開します。
同部は小学1―6年の男女39人が所属。毎年、個人戦で全国大会出場の選手を輩出するなど、実績を挙げています。
◇ちょこっと幸せ
尾鷲イタダキ市
度会町の宮真佐子さんから、朝市の話題が届きました。
〈最近、尾鷲イタダキ市へ毎月行っています。新鮮で格安な魚介類と地元の人たちの会話が楽しくて、日ごろのストレス解消に最高です。仲良くしている家族と1台の車に乗り、経費節約しながらの買い物ツアーです〉
にぎやかな会話が聞こえてきそうです。朝市は毎月第一土曜日午前9時から、尾鷲港埋立地で開催されています(1月は休み)。
宮さん、お便りありがとうございました。
◎書画の創作に励む酒井政重さん
脳性まひの酒井政重さん(58)=桑名市桜木町=は、書画の創作に励んでいます。「絵や書をかけることを幸せに感じる」と不自由な手で筆を握ります。
酒井さんは成徳中学校、員弁高校卒業後、家業の履物製造業を手伝っていました。「人に負けても自分に負けるな」と言い聞かせ、仕事、スポーツ、自動車免許取得など、積極的に取り組んできました。
50歳を過ぎたころから、通うデイサービスの職員の勧めで、書や油絵を描き始め、3年前に初めての個展を開きました。
書は「笑」「心」「楽」など、思いを込めた漢字一文字が多く、個性的で力強い筆勢。
絵は、過去に訪ねたり写真で見たりした場所をイメージします。
酒井さんはゆっくりとした口調で「空を見上げると、心が豊かになる。人間の悩みなんて、ちっぽけなもの。これからもぼちぼちとやっていきますよ」と笑顔を絶やしません。
◎爽やかさん
日比野 哲也さん(38)
カフェ&パン工房 さらい
真っ白なユニホームにコック帽、青いネクタイを巻き、毎日パン作りに励んでいます。
知的しょうがい者が社会就労を目指して、訓練をするパン屋さんで、2年前から訓練中です。製造、販売、接客、鉄板の掃除など、何でもこなせるようになり、働くことの厳しさ、楽しさを日々感じています。
趣味は音楽鑑賞です。「お給料で、CDを買うことが楽しみ」。集めたCDの中でもお気に入りは、安全地帯の『プルシアンブルーの肖像』。ZARDの『負けないで』は元気になれる曲だと言います。
中村千代子施設長は「無口ですが、笑顔がとってもいい。仕事は黙々と集中してやってくれます」と、来年春の社会就労に向けて準備を進めます。
仕事が終わると、週3回料理の勉強をしています。ミートスパゲティや焼きそばは家族に好評です。
自立して、家族を支えることを目標に、施設の関係者をはじめ、地域の人たちの理解と協力で、成長を続けています。
6/13/2009
◎タイの少数民族の写真集を発刊
タイの少数民族の生活を撮影した写真集『タイ山岳少数民族の村々を訪ねて』を、四日市市泊山崎町の岩間久夫さん(79)が4月に自費出版しました。「私やタイの皆さんの思いが詰まった写真集です。見て感じてもらう点は、たくさんあると思います。見た人の感想をぜひ、聞いてみたい」と話します。
知人の紹介で日本ユニセフ協会三重友の会の調査活動に、フォトボランティアとして参加。2002年から昨年までに、タイ北部ミャンマーとの国境沿いの村々を7回訪問しました。
自転車の古タイヤをフラフープ代わりにして遊ぶ子ども。10代ながら母親となり子育てをする姿。訪問当初、目に入ってきたのは、苦労しながら育った自分の子どものころと同じ光景でした。貧困の中でもあふれる笑顔に夢中になり、シャッターを切りました。「表紙の子も、訪れるうちに母親になっていましたよ」
80歳の記念や少数民族の現状を知ってほしい思いから、発刊を決めました。撮りためた約7000枚の中から104枚を厳選し、ハードカバー、変型判、107㌻で500冊を作りました。
撮影させてもらったお礼と位置付け、水の浄化装置建設の支援金も寄贈しました。「日本みたいに、安心して水が飲めるような生活を送れるようにしてあげたかった」
本は友人らに配布し、四日市市諏訪町の市人権センターにも寄贈され、自由に閲覧ができます。
◎かがやき
谷崎 仁美さん(25)
市環境学習センター
人と環境のかかわりを発信するセンターで、イベントの企画や広報紙の作成などを担当しています。「市民の皆さんの環境意識を高める貢献をしたい」
大学、大学院で環境について学びました。知人の紹介で、ことしの4月から、センターを運営する公共施設運営会社アクティオに入社しました。
分かりやすく環境を伝えたいと、展示物の作成などでは、言葉を簡単にしたり、イラストを多くしたり、文字を大きくするなどの工夫をしています。
子どもらが身近に感じるために、遊び感覚も取り入れました。イルカの旅をすごろくにして、『人間と楽しく泳いで3マス進む』『赤潮発生1マス戻る』など、環境問題も学べるようにしました。
海岸の漂着物を拾うビーチコーミングが趣味。えびすのお面やボウリングのピンなど「なぜここに?」と不思議に思い、つい時間を忘れて拾っています。
「漂着物を使ったクラフトや創作物の大会も開いてみたい。多くの人に、自然や環境への関心を持ってもらいたい」と話します。
◎大入道
○…中日新聞四日市支局員の結婚披露宴の写真撮影を頼まれ、参列してきました。お相手は近鉄百貨店の元広報担当。交際前から両者を知っていただけに結婚報告には驚かされました。交際のきっかけが1つの記事だったというのにも驚きました。
○…中日新聞のコーナーでニュースを掘り下げて書く『ニュースを問う』で、公害のイメージをなくそうとする四日市市の戦略をつづった記事を読んだ新婦が「なんて鋭いことを言う人だろう。会ってみたい」と思ったのが、きっかけでした。
○…披露宴の写真をパソコンで確認しました。新郎新婦や参列者の笑顔があふれていました。1つの記事や一文、1カットの写真を読者の心に刻むすばらしさ、大切さを実感しました。お二人の末永い幸せを祈ります。(し)
◎お嬢さん
奥山 真由さん(24)
あおい保育園保育士
祖母、母と3代続く保育士の家系。「小学生の時にはもう『保育士になる』と自然に思っていました」と母らの背中を追い、張り切る毎日です。
5年目で、現在は1歳児の12人を担当します。5月の連休明け「言葉の数が増えていた」という日々の発達ぶりに「子どもの成長は教科書通りじゃない。それが大変で、楽しい」と話します。
自身が園児だったころの記憶で一番思い出すのは、最もよく怒られた先生。それでも「大好きだった」と言います。同じ仕事に就いて「先生の怒った理由がよく分かった」としながら「やんちゃな子ほど憎めない。自分がそうだったから」と笑います。
理想とする「厳しけど、愛情のある先生」を目指します。
創部1年目 県高校総体の2部で優勝
同好会から戦う集団に
稲生高校ラグビー部 大敗の屈辱経て
創部1年目の稲生高校ラグビー部が、県高校総体の2部で優勝しました。昨年7月に同好会としてスタートしたチームが、負ける悔しさ、勝つ喜びを知り、戦う集団に進化しようとしています。
◆ ◆ ◆
高校ラグビーは新入部員の多くが初心者のため、春の大会は2、3年生を15人以上有する1部と、1年生をメンバーに含む2部に分けて開催されます。同校が出場した2部には4校が参加し、トーナメントで競いました。
1回戦で公式戦初勝利を挙げた稲生高は、先月30日の決勝戦で桑名高校と対戦。3トライを決め、15対7で優勝しました。キャプテンの菅谷素志君(2年)は「攻守ともに練習してきたことが出せた。秋の大会に1、2部制はないが、ベスト8を目指したい」と次の目標を見据えます。
前身の同好会は、昨年4月に赴任した保地直人先生が、運動部に所属していない生徒や、夏の大会を終え引退した3年生に声をかけ発足させました。
「楽しく」を前提とした同好会に転機が訪れたのは、昨年12月にあった新人戦。2試合を戦い0対75、0対105と1つのトライを挙げることもできず大敗しました。キャプテン菅谷君は、この敗戦で「みんなに『勝ちたい』という気持ちが芽生えた」と話します。
きつい練習も意欲的に取り組むようになり、自主トレーニングに励む姿も。4月には正式にクラブに昇格し、新生ラグビー部として臨んだ今大会で公式戦初勝利、優勝の成果を得ました。
保地先生は「技術的な課題は多いが、気持ちの勝利。これからどんな成長が見られるか、期待している」と生徒たちをたたえていました。